高台の異彩空間

■さえぎるものが無い空間に立つ
「ヴィオスガーデン城山」は都営地下鉄三田線の志村三丁目駅から南へ約100メートル、徒歩2分の位置にある。共用棟であるコミュニティスクエア1階のエントランスを通りエレベーターで7階相当の高台に上がる。そこが住宅棟の1階にあたる。最上階は16階で、417所帯が住まう大規模集合住宅の威容に目を見張る。
1階の広大な中庭パティオガーデンはコの字型の住宅棟に包み込まれるように配され、コミュニティの潤いあるスペースをかたちづくっている。
視界をさえぎるものがない高台にあるため、日当りの良さは完璧。さらに何といっても眺望が素晴らしい。池袋や新宿の超高層ビルはもとより、多摩秩父の山並みや遠く富士山を見晴らすことができる。美しい夜景に加え、夏はあちこちの幻想的な花火が十分に目を楽しませてくれる。
■17,700本の樹木に囲まれて
「ヴィオスガーデン城山」の大きな特徴は豊かな緑にある。17,514平方メートルの敷地面積の70%以上をオープンスペースに割いている。高木、中木、低木約17,700本が季節ごと見事な色取りを演出してくれる。
東側は熊野神社の森と隣接し、西側は古くから植生していた木々がそのまま生かされている。高さ18メートルのヒマラヤスギや15メートルのケヤキ、サクラの古木、シイなど75本をそのままの場所で保存している。